9 Oct 2010

改心。

1ヶ月ほど前(そのときの日記) 自分の性格が悪くなったんじゃないかと
悩ましい事を書いていたが、ふと気づいた。

そんなもの悩む必要はない!
人の悪いところが見えてしまうのは、そういう能力・感性・透視力があるという事だ。
一種の素質(才能までは行かないな)として賞賛すべきである。

しかし、それを真似るのは良くない。
人のをそのまま真似るのは、俺の辞書には載ってないので、その制度は廃止致します。
自分の言ってる事が皮肉に聞こえてるんじゃないか…とか気にしてたら
自分の良さまで消してしまうので、んな事気にしない事に決定しました。

こうやって考え直らされ、初心に気づいたのは
イギリス時代のある先生の言葉を思い出したから。
あたしには恩師なんていません。大好きだった教師なんていません。
ただある人の言葉で、吹っ切れて、いい作品が生まれて行った事がある。
『君は馬鹿を描いていればいいんだ。
みんなみたいにキレイな物、可愛い物、カッコイイ物は描かなくていい。』
この言葉を聞いて、自分がどれだけ周りの奴らに近づこうとしてたか思い知らされた。
俺はボ〜っとしながら落書きで描いたような絵を描けばいいんだ、と。

他人とのズレを気にし始めると、他の奴らを真似たら近づけるのか
どうやったら他人との差を埋められるのか。そんな事ばかり考えて
大嫌いな「真似る」という行為を知らず知らずにしてしまう。
そしてそれを自分のものにできず、ただ悶々とするだけで、前に進まない。
なぜなら自分らしさが欠けてしまって、他人の皮を被った挙動不審になるだけだから。

あの先生の言葉を、今の自分に言ってみた。
そしたら、かなり気が楽になった。

なんだか最近、モテないのはなぜか人に聞くと
女子らしくする術を色々聞かされ、あたしの女子らしくないとこを羅列され
改善要求を求められたりする事が多かった。(善意あるアドバイスというのは承知です)
しかしその通りにうまいこと実践できず、他人との差を感じ、自己嫌悪。

そんな一般女子を見習って、真似ていては、何も変わらないし
何より、個性も、別の人間だという事も、まともな精神も消え失せ
俺の一体何が悪いんだ〜〜!と頭を掻きむしる毎日、毎年。

なので、初心に返り、自己をしっかりとアピールし、自由に表現する事をここに誓います。

あぐらもかくし、睨む事もあるし、安い服を買うし、変顔はするし
毒は吐くし、同情の涙は流さないし、白けるし、健康に悪いものを食う。等。

大して悪い事なんてひとつもないじゃないか。うん。
すべては自然体であり、正直かつ優しさ故であり、気ままである。
何も悪くない。むしろいい女だ。
女の子らしく、気が利き、可愛らしい仕草をする女ほど、中身は腐ってる事85%なんじゃ。
あたしは人が良過ぎるのが難点。でもそれでいいのだ。

人生それでいいのだ。





※追記。

今見たら、これが今年100発目の日記のようだ。おめでとう。

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