1 Mar 2010

入院後半。Hospital #2.

なんだか寝れないまま迎えた次の日
やっと足のバンドを取ってもらい軽く歩く練習。
トイレまで歩けたら、尿道カテーテルを取れる。
腹をいじくったため、腹筋をまったく使えない。
状態を起こすのも、起き上がるのも、ベッドから立つのも一苦労。
このリハビリの昼勤はまたしても新人看護婦。
ものすごくゆっくり、ちょっとづつ動く俺に
やっと「手伝いましょうか?」の一言。
ベッドに座った状態から立ち上がるのに
背中を押してくれるもなく、腕を引っ張ってくれるもなく
そっと背中に手を添える新人。
いやいやいや。そこに手をあてるだけじゃ、なんの助けにもならねーよ!
とぼとぼなんとかトイレまでの往復をクリア。
カテーテルも取れ、左手の点滴のみの状態に復活。

The next day of the operation I started to walk with a catheter.
I had an operation at my stomach so couldn't use an abdominal muscle.
It was hard to get up or stand up from a bed.
That new face nurse was my charge again.
She was supposed to help me,
but she just put her hand on my back softly.
Hey girl! I can't get up with your ridiculous help!!


お昼を食べていると、胃がキリキリ痛くなる。
と思ったら、その痛みが腹全体、脇腹、背中、肩に広がる。
たまらずナースコール。来たのはもちろん新人。
痛くてヤバいので痛み止めを頼む。
新「座薬と飲み薬どっちがいいですかぁ? 」
海「効き目が早いのはどっちですか?」
新「わからないです。どっちにしましょうかぁ。」
海「どっちでもいいです!早く!!」

わからない事は、他のベテランに聞いてこいよ!
こっちは痛いんだよ。苦しいんだよ。辛いんだよ。
あと君が点滴をいじると必ず血が逆流するんですけど?

During lunch I had a sharp stomach ache
and that pain spread to side, back and shoulders.
I called a nurse to get a painkiller and SHE came up.
N "Which do you prefer suppository or medicine?"
U "Which one is fast-acting?"
N "...don't know. Which do you want?"
U "I don't matter! Just bring me one!!"

Girl, please ask to other nurses
if you've got something you don't know.
Patients are fighting with pain!
And when you touch an intravenous feeding
my blood flows backward!!!


今回の手術は、へそを含め腹に4カ所穴をあけ
そこから照明さん、カメラさん、効果さん、技術さんなどを入れ
スタジオを広くするため、空気をお腹に入れ、天井を高くし行われた。

I had 4 holes including belly button at the operation,
lighting, camera, effect and technician entered from those holes.
To make a studio spacious, put air in my stomach and raise a ceiling.


そのときの様子がこちら。
カラーの写真をもらったが、ここでは白黒ぼやかしで どうぞ。
This is the photo of my internal organs.
made it black&white and blur here.
最後に入れた空気を抜いて終了になるのだが
多少体内に残ってしまう。そのガスが術後、脇腹や鎖骨に上がって来て
動いたり食べたりするたびに痛む。
腹筋を使わないようにすると、背中や腰に負担がかかり痛める。
そして元々ケツに肉がないので
仰向けに寝たり座ったりの姿勢を続けていたら
ケツが半床ずれぎみで痛む。
元気なのは足と右腕くらい。なんとかそいつらで身体を動かす。
そんな術後生活でした。

Then remove air at the end but some air left inside.
That air made me painful side and collarbones.
I have hurt my back not to use abdominal muscle.
And also hurt my bum as I haven't got much fat on.


点滴でむくんだ手。 swelled hand by an intravenous feeding.



そういえば手術日から同じ部屋に婆さんがいた。
ちょっとボケてらっしゃるようで
自分がどこにいるかよく分かってない様子でしたが
とにかく声が大きい。とっても小さいお婆さんなのだが声がデカイ。
看護婦が来ると何をしたいのか、自分は何をするべきかを聞く。
「起きるの?」「食べるの?」「それ痛いの?」「おしっこ」
そしてたまに一人で笑う。
ナースコールを使う事を分からないようで
誰か呼びたいと大声で言う。
助けてやりたいがこちらも身動きできない状態。
誰も来てくれず放っておかれると、歌い出す。

There were an old lady in a same room, she was bit dementia.
She didn't know where she was and talked very loudly.
Always asked a nurse what she should do.
"should I get up?" "Can I eat?" "Is it painful?" "Need wee wee!"
Sometimes she laughed by her self.
When no one came to her, she sometimes sang loudly.

あるとき、おしっこしたいと看護婦を呼ぶ。
おまる的なものでその場でするのだが
「ここにしゃがんでいいの?」「もうやっていいの?」
「あら。出ないねぇ。きばってんだけど出ないよ。」
「あれ。後ろから出てきちゃったよ。おしりから。はは。」
と大きな声でしゃべりながら用を足していた。
こちとら腹が痛いから笑えないのに、笑わせるなよ。
傷口が痛いじゃないか!

しゃべってない時は寝ている。
ごはん食べてても子供みたいに寝てしまうし、
一人にすると大声で他の患者さんたちに迷惑なので
途中から食事中や昼間の大半は
ナースステーションに車椅子で置かれていた。
ナースたちのミーティングの輪に一緒になって参加してるみたいに。
かわいい婆ちゃんだ。

When she needed pee she did on a bedpan(?) supported by a nurse.
"Can I squat down?" "Can I pee now?"
"Hmmm doesn't came out. I'm straining myself."
"Ahh. it came out from the back. from ass. Ha ha ha!"
Please not to make me laugh! My wounds hurt!!

During a meal and day time she was put in the nurse station
as she might annoy other patients by her voice
and nurses could keep feeding her not to sleep.
It looked the old lady joined a meeting of nurses.
Very pretty old lady!




そんなこんなで退院し、今は空気の痛みもなく普通に歩いたりもできる。
でもまだヘソはちょっと痛い。寝返りは気を使う。

Now I'm back home with less pain and able to walk.
Belly button is still bit pain sometimes tho.


入院中、見舞いに来てくれたみなさん。ありがとうございました。
最弱な状態の見苦しいとこ失礼しました。
もう少ししたらお出かけも出来るようになるんで
また皆さん遊んでやってください。

Thanks everyone who came to see me at hospital.
I will be able to go out soon, so we can rock again!!

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