13 May 2011

Rock'n Roll on 2nd May.

5月2日は忌野清志郎ロックンロールショーin武道館でした。

武道館はむかーしむかし、入学式で行った以来。
ライヴなどで来た事はなく、まぁほぼ初武道館と言ってもいいくらい。


開演30分前に着いたもののグッズ売り場への列は長く、並んでたら始まっちゃうんで
とりあえず進んで行くと、奥で義援金BOXが並んでいた。
いくらだろうと寄付金を入れると、この日だけ配られるバッヂがもらえる。粋だね。


震災後あちこちで義援金を募ってるけど、やっぱ自分にとって意味のあるところから送りたい。
「お笑い」「舞台・映画」そして「ロックンロール」


そして入場すると、これまた清志郎の手ぬぐいを配ってくれた。粋だね。
あたしの席は2階の後ろの方で、メイン舞台を斜め後ろから観るような良くない席だったけど
別で行った友達はアリーナの前から2番目だったらしい。景色は全然違っただろうな。

まずは以前の武道館で使った映像から始まる。
武道館の外から清志郎が愛自転車で入ってきて、舞台裏に着き
さぁ始まるぞ!と舞台に上がるところまで流れる。
きっと誰もが思ったよ。本当に来てくれそうだって。天国から駆けつけてくれたって。
もう初っぱなから涙をこらえるのが大変。泣かせてくれる演出だぜ。




セットリストやゲストの面々はこちらで→ http://natalie.mu/music/news/48919




ざーっと感想を書くと、

なかなかライヴを観に行く事が今までもこれからもなさそうな人たちを観れた。

金子マリっていうおばちゃん格好良かった。

途中のコメント映像のノリちゃんの「清志郎・・・さん」の間が良かった。

黒柳さんの「あなたが言ってくれてたの全然わかってなかった。ごめんね。会いたいです」
というコメントにまた涙腺ゆるんだ。

泉谷しげるのおっちゃんイカしてた。「安全だって言うなら、お台場に原発作れよ〜!」

サンボのブサイクの言葉がなぜかグッときた。

矢野顕子を聴くと、どうしてもモノマネを思い出してしまい、自分の感性を疑った。

YUKIが天使のようだった。あのムチムチ感はたまらない。

『スローバラード』を民生が歌ってくれて良かった。


そして一応トリはクロマニヨンズ。
それまでみんな(客層は30~50代の人たちが多い)横ノリな感じで、手拍子をしながら聴く
という、あたしにとっては「おお。なんだこの感じ。」と最初戸惑うノリだったけど
クロマニヨンズは、そうはさせなかった。
ガンガンに音を鳴らして、横ノリ&手拍子の客を→縦ノリに強制するかのように。
他のゲスト達が大体2曲づつ歌ってたがクロマニヨンズは3曲!!
それも『Remember You』を歌ってくれないという、ヒロトらしい演出。憎いね。
ヒロトはいつもの軍服シャツ。マーシーは珍しくヒョウ柄。
やっぱ一番清志郎の思いを受け継ぐ、と言ったらアレだが、魂が似ているのは彼らだね。
普段はクロマニヨンズやハイロウズのライヴには足を運ばないらしき周りの人たちも
「おおお〜!すげ〜!さすがだ!カッコイイ!!」と唸っていた。
だって悪いけど、この豪華メンバーの中でも彼らは特別ですから。
私的に。いやきっと一般的に。


色んなのを聴けたけど、タイマーズの曲をもっと聴きたかったね。


そして色んなゲストたちも言ってたけど、
今現在、清志郎さんが生きていたら、何を思い、何を訴え、何を伝え、どう行動してたか。
今の日本の現状を天国からどう見てるのか。
この日武道館で感じ取れた気がします。






6時間のライヴのあと、グッズ売り場に行ったけど、結局パンフレットしか手に入らなかった。
ちょっと無念。でもいいの。物より思い出。感じれたからね。

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